富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

税理士事務所をはじめて間もないころから
”税法以外の法律の知識をもう少し増やしたいなあ”
と思いつつ、日々の仕事に追われつつ・・・

でも、どこかで区切りを決めて、と思い、2年ほど前から、司法書士試験の受験勉強を始めてみました。

少しずつ仕上がってきて、いい感じだったのですが、体調を崩してしまい、周囲の方々に迷惑をかけそうになったので、中止しました。



標準学習時間は2,000~4,000時間
などと聞いた事もあったのですが、1年半で2,400時間程度勉強したこともあり、全範囲をある程度網羅できたので、税法以外の法律を、たくさん勉強させて頂きました。

受験勉強を通じて、いろいろと感じたことがあったので、整理してみたいと思います。


司法書士3司法書士2
司法書士1




1.デメリット
・とにかく苦しい

”1日3時間で”との噂を聞いたものの、安定して合格するには、直前期には”30~42時間/1週間”の勉強時間が必要(記述1.5時間前後+多肢択一)

・土日も勉強付けになる

・家族がいる場合には、白い目で見られる

・気が付かないうちに疲労が蓄積して、過労になってしまうと、健康上問題が発生する

・とにかく苦しい

まずは、デメリットの点をいろいろ並べてみましたが、今度は、メリットについて考えてみたいと思います。


2.メリット
”税理士業務とは関係ない”と言われることもあり、このあたりは、個人差があると思います。

あくまでも個人的ですが、今まで曖昧だった事柄が、相当程度明確になりました。

曖昧な知識が不安に繋がるという思いが、ずいぶん解消されました。
(”苦しさと不安の比較衡量”的な感じかもしれません。)

今度は、司法書士試験の受験科目※を通じての印象について、整理してみます。
(※民法・不動産登記法・会社法・商業登記法・民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・憲法・刑法・司法書士法)


3.民法・不動産登記法・会社法・商業登記法
これらの4つは、学習時間が最も多く、中心的かと思います。
あと、良く言われるそうなのですが
・民法と不動産登記法は相関性があるので一緒に勉強
・会社法と商業登記法は相関性があるので一緒に勉強
と思いました。

次回以降は、より掘り下げて検討してみたいと思います。