宅建合格証書 宅建AI予想スコア

富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

宅建の試験を10/20に受験してきました。

結果は合格でしたが、模擬試験から本試験まで”なんとも手応えの無い試験”という感じでした。

相続・事業承継に関して必要な知識の補充のために、司法書士約2,400時間・宅建500時間の勉強を通じて、実務に大きく貢献する知識を得ることができ、両試験制度に大変感謝しています。

すでに進行中の、相続・事業承継対策でも、相続税・納税資金対策と合わせて、遺留分等を勘案した遺産分割対策などで大きく助かっていて、お客様の円滑な相続・事業承継対策にて有効活用させて頂いています。

合格安全圏を目指した勉強方法について、振り返ってみました。


1.模擬試験と本試験自己採点の結果(50点満点)
1-1:模擬試験
・LEC書籍第1回:43点(順位:247/3828)
・LEC書籍第2回:38点(順位:691/3428)
・LEC書籍第3回:38点(順位:473/2043)
・LEC書籍第4回:44点(順位:56/2685)
・TAC全国公開模試:38点(順位:335/7551)

 ある程度スタサプで基礎知識を身につけた上での、これら模試の受験のメリットとしては
・初見の問題に慣れる
・パソコン以外での紙媒体での試験に慣れる
・スタサプAI実力スコア通りの得点が取れるか

を想定して望みましたが、これらの他に
・過去問とは異なる雰囲気の問題に遭遇
・同じ問題の繰り返しは重要も、問題の文章を丁寧に読む訓練
・失点を通じて、足りない知識の認識と習得

などのメリットがありました。


1-2:本試験の自己採点:44点(AI予想スコア:43.1点)


1-3:本試験の時間配分
 50問の回答が終了した時点で、14時15分でした。(13時開始・75分経過)

 疲れたので10分ほど休んで、14時25分ごろから、民法の気になる点をいくつか読み返しての確認作業を14時35分ごろまで行い、あとは休んでました。

 総括としては、法令上の制限で、じっくり読むと時間がかかると判断して、あいまいなままに解答を進めた部分があり、もう少し時間をかけるべき印象でした。

 ただ、結果として、時間に余裕がある中で、宅建業法を心に余裕がある状態で解くことができ、法令上の制限の失点と引換えの宅建業法の満点、という視点からは、この点は、必要な犠牲だったと思います。


2.各科目別の感想
2-1:権利関係(13/14:AI予想スコア11.8点)
 失点は問7の賃貸借契約を巡る法務でした、借主・貸主の死亡によって賃貸借契約は当然には終了しない、は明らかでしたが、後は出題内容に関する関連知識が出てこず、失点しました。

 問5の債務不履行における履行遅滞・問9の債務引受・問10の品質不適合を巡る買主行使不可権利は相当悩んで、確か損害賠償請求が債務者帰責性との牽連性があったがあとは・・・、と思ったら、得点出来ました。

 問6は、確か司法書士の勉強であったはずで、抵当権の実行がされても地上権が守られる必要があるので、4択はいずれも困るから・・・と思い、地上権消滅しないとしたら、得点出来ました。

 問8は、最初は全くわからなかったのですが、”あっ、クーリングオフは発信主義だけど契約は原則到達主義で、隔地者間でも例外はないような気がする・・・”と思って選択したら、得点出来ました。

 司法書士の勉強をしていなければ、”民法は13点-5点前後=8点前後”で、5点程度は失点していた可能性がありました。


2-2:宅建業法(20/20:AI予想スコア17.5点)
 宅建業法については、解きだして10問ぐらいの時点で
”シンプルで複雑な問題がなく、落ち着いて解けば今回の得点源になるのでは”
との印象を受けました。

 一方で、宅建業法は、模試では読み落としで失点することが多く、少し深呼吸をし、気を引き締め直しました。(いつも通り油断をしていたら、3点ぐらいは失点かと思います)

 問42の”人の死の告知に関するガイドライン”については、問題を解きながら”こんなルールが有るんだ”と、とても勉強になりました。


2-3:法令上の制限(4/8:AI予想スコア6.9点)
 得点率50%にショックでしたが、取れてもあと2点ぐらいとの印象でした。

 2択まで絞れたものの、その逆だった、が多いですが、民法と宅建業法に勉強の重点を置いたので、少しおろそかになっていたという印象も受けました。


2-4:その他(7/8:AI予想スコア6.9点  )
 問23のローン控除は、居住用財産譲渡の軽減税率と3,000万控除併用可能の問題を解いていたので、その流れでローン控除も可能だろう、と思ったら不可でした。

 後になって、買い換えの譲渡損の損益通算とローン控除は、税理士試験の所得税法のような懐かしい問題だなあと思いつつ、譲渡所得に関する税理士実務では、相談が有る度に、その都度しつこく調べるのですが、試験で突然聞かれると、難しい部分がありますね。

 せっかくなので、国税庁HPで調べてみましたが、宅建の受験生にとっては、あまり興味がないかもしれませんね。


2-5:司法書士試験を勉強していなかった場合の権利関係の想定得点
スタサプのスマート問題・過去問は2~3週で1回転、直前講義6回を週1で回転させた場合に、得点可能か否か、との視点で、検討してみました。

問1:○(意思能力無しの無効として2~4不明でも1選択可?)
問2:○(委任契約の報酬不要として1~3不明でも4選択可?)
問3:○(土地短期賃貸借で4分の3は過半数超として、1・2・4不明でも3選択可?)
問4:○(基本的論点として得点可?)
問5:△?
問6:×?(司法書士試験の受験勉強の知識として得点しました)
問7:×?(時間がかかりそうなので、効率性の観点から飛ばしました)
問8:△?(隔地者間契約と到達主義について、宅建が想定する民法の学習時間では難しいような気がしました)
問9:△?(消去法で得点しましたが、宅建が想定する民法の学習時間では難しいような気がしました)
問10:×?(損害賠償請求と帰責性について、宅建が想定する民法の学習時間では難しいような気がしました)
問11:○(基本的論点として得点可?)
問12:○(基本的論点として得点可?)
問13:○(共有持分の等分について、基本的論点として得点可?)
問14:△?

私見ですが、○7・△4・×3なので、7点という印象を受けました。


2-6:司法書士の試験勉強をしていなかった場合の想定得点
権利関係(7/14)
宅建業法(20/20)
法令上の制限(4/8)
その他(7/8)
合計(38/50)

合格安全圏とは言えない結果だったと思いますが、法令上の制限を正確に読んでいれば2点加算で40点で、これが限界だったと思いました。

次回は、宅建の勉強の振り返りと、科目別の優先順位などについて考えてみたいと思います。