税理士コラム(福田税理士事務所)

税金・会計の専門家が、節税・決算・金融機関対策・起業など、税務に関するアドバイスを行います

2024年11月

宅建合格証書 宅建AI予想スコア

富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

試験開始から、直前までの、勉強の流れについて、記憶の範囲で振り返ってみました。


3.5月上旬に開始して10/20(試験日)までの勉強の流れ
3-1:5月上旬~8月中旬
講座受講を1回、あとは、スタサプのスマート・過去問を何度も繰り返しました。


3-2:8月中旬~10月上旬・模擬試験
順番は
”①スタサプの合格模試②LECの書籍4回分③TACの公開模試”
で、計6回を、8週の中で解きました。


3-3:8月中旬以降
次の流れで回答しました。
①1日あたりのAI問題問題復習(1ヶ月ランダム・以降は古い順)
・13年分過去問を”権利15・宅建業法20・法令上10・統計以外で税その他10”(15日以内で1回転・ランダムに慣れる)
・合格模試5問(10日で1回転)
・スマート問題45問(15日以内で1回転)

②1日あたりのセレクト過去問
・権利1(全11・15日以内で1回転・分野に慣れる)
・宅建業法~税その他を2~3(全24・15日以内で1回転・分野に慣れる)

③直前対策講座は、5講義を毎週1回1.75倍速で視聴

④LEC4回・TAC1回模試復習
合計(50×5=)250問を、本試験までに5回転復習するスケジュールで、20~30問/1日勉強しました。

3-3:勉強時間
8月中旬までは、1.5~2.0h/日、その後は1.75h~2.5h/日、直前2週間は3h/日ぐらいでした。



4.勉強量と試験の成果の相関関係
4-1:宅建業法
試験でも20問の出題ですが、勉強量に対する得点としての成果が最も出やすいと思いました。

当初、宅建業法の勉強は乗り気でなかったのですが、宅建業法の知識は仕事上予想外に役に立っていて、有難いものです。

効率的に得点を獲得する場合、宅建業法を確実に得点源とすることは重要ですね。
(極端ですが、ギリギリ合格を狙う場合、宅建業法で20点、その他は(30問×得点率60%=)18点)

4-2:権利関係
 限られた勉強時間での合格を目指す場合、権利関係は、得点率を50%目標とした方が良いと思いました。

 私の場合、今回の得点(13/14)は、司法書士試験での民法・不動産登記の知識で6点獲得でしたが、この6点と司法書士試験での民法・不動産登記の勉強量を考えた場合、得点に対する勉強量の負担があまりにも大きすぎるような気がしました。

 他科目優先、余った時間で権利関係、というのも良いかもしれません。

4-3:法令上の制限
 宅建業法と比べて、範囲が広く範囲に対しての得点(8点)の比率が少ない印象です。

 かといって、おろそかにすると、合格点に届かず・・・

 内容も広く濃く、8問ではなく、もう少し問題を増やしても良い気がしますが、そうすると、キリが無くなり・・・

試験での合格点の視点からは、専門学校が上手くまとめてくれてるので、専門学校の力を借りて、ということですかね。

4-4:税その他
 法令上の制限と同じ得点(8点)ですが、法令上の制限に比較して、勉強量も少なく、得点を取りやすい、と感じました。

4-5:全体として
 宅建業法(20問)・税その他(8問)は、得点を取りやすい印象ですね。

 その上で、権利関係(14問)・法令上の制限(8問)は、限られた勉強時間の中での効率の良い勉強、深追いし過ぎない程度にバランス良く、というのが良いような気がしました。



5.最後に
 少しの油断で、10点以上失点する可能性があり、宅建は
”なんとも手応えの無い試験”
と感じました。

 油断が出来ない感じなので、最後まで負担を感じました。

 一方、司法書士・宅建の試験を通じて得た知識は、税理士業務にとても役に立っていて、有難いです。


 他の税理士さんからは
”最近は税理士さんに相談されることが税以外で大変で・・・”
と、飲み会などで言われることもありますが、他の税理士さんのお役にもお役に立てるようになるのも良いかもしれませんね。

 また、法務や不動産の相談は、最終的には司法書士さん・弁護士さんのお仕事になりますが、司法書士さん・弁護士さんへの橋渡しのような役としてもお役に立てれば、とも思っています。

宅建合格証書 宅建AI予想スコア

富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

宅建の試験を10/20に受験してきました。

結果は合格でしたが、模擬試験から本試験まで”なんとも手応えの無い試験”という感じでした。

相続・事業承継に関して必要な知識の補充のために、司法書士約2,400時間・宅建500時間の勉強を通じて、実務に大きく貢献する知識を得ることができ、両試験制度に大変感謝しています。

すでに進行中の、相続・事業承継対策でも、相続税・納税資金対策と合わせて、遺留分等を勘案した遺産分割対策などで大きく助かっていて、お客様の円滑な相続・事業承継対策にて有効活用させて頂いています。

合格安全圏を目指した勉強方法について、振り返ってみました。


1.模擬試験と本試験自己採点の結果(50点満点)
1-1:模擬試験
・LEC書籍第1回:43点(順位:247/3828)
・LEC書籍第2回:38点(順位:691/3428)
・LEC書籍第3回:38点(順位:473/2043)
・LEC書籍第4回:44点(順位:56/2685)
・TAC全国公開模試:38点(順位:335/7551)

 ある程度スタサプで基礎知識を身につけた上での、これら模試の受験のメリットとしては
・初見の問題に慣れる
・パソコン以外での紙媒体での試験に慣れる
・スタサプAI実力スコア通りの得点が取れるか

を想定して望みましたが、これらの他に
・過去問とは異なる雰囲気の問題に遭遇
・同じ問題の繰り返しは重要も、問題の文章を丁寧に読む訓練
・失点を通じて、足りない知識の認識と習得

などのメリットがありました。


1-2:本試験の自己採点:44点(AI予想スコア:43.1点)


1-3:本試験の時間配分
 50問の回答が終了した時点で、14時15分でした。(13時開始・75分経過)

 疲れたので10分ほど休んで、14時25分ごろから、民法の気になる点をいくつか読み返しての確認作業を14時35分ごろまで行い、あとは休んでました。

 総括としては、法令上の制限で、じっくり読むと時間がかかると判断して、あいまいなままに解答を進めた部分があり、もう少し時間をかけるべき印象でした。

 ただ、結果として、時間に余裕がある中で、宅建業法を心に余裕がある状態で解くことができ、法令上の制限の失点と引換えの宅建業法の満点、という視点からは、この点は、必要な犠牲だったと思います。


2.各科目別の感想
2-1:権利関係(13/14:AI予想スコア11.8点)
 失点は問7の賃貸借契約を巡る法務でした、借主・貸主の死亡によって賃貸借契約は当然には終了しない、は明らかでしたが、後は出題内容に関する関連知識が出てこず、失点しました。

 問5の債務不履行における履行遅滞・問9の債務引受・問10の品質不適合を巡る買主行使不可権利は相当悩んで、確か損害賠償請求が債務者帰責性との牽連性があったがあとは・・・、と思ったら、得点出来ました。

 問6は、確か司法書士の勉強であったはずで、抵当権の実行がされても地上権が守られる必要があるので、4択はいずれも困るから・・・と思い、地上権消滅しないとしたら、得点出来ました。

 問8は、最初は全くわからなかったのですが、”あっ、クーリングオフは発信主義だけど契約は原則到達主義で、隔地者間でも例外はないような気がする・・・”と思って選択したら、得点出来ました。

 司法書士の勉強をしていなければ、”民法は13点-5点前後=8点前後”で、5点程度は失点していた可能性がありました。


2-2:宅建業法(20/20:AI予想スコア17.5点)
 宅建業法については、解きだして10問ぐらいの時点で
”シンプルで複雑な問題がなく、落ち着いて解けば今回の得点源になるのでは”
との印象を受けました。

 一方で、宅建業法は、模試では読み落としで失点することが多く、少し深呼吸をし、気を引き締め直しました。(いつも通り油断をしていたら、3点ぐらいは失点かと思います)

 問42の”人の死の告知に関するガイドライン”については、問題を解きながら”こんなルールが有るんだ”と、とても勉強になりました。


2-3:法令上の制限(4/8:AI予想スコア6.9点)
 得点率50%にショックでしたが、取れてもあと2点ぐらいとの印象でした。

 2択まで絞れたものの、その逆だった、が多いですが、民法と宅建業法に勉強の重点を置いたので、少しおろそかになっていたという印象も受けました。


2-4:その他(7/8:AI予想スコア6.9点  )
 問23のローン控除は、居住用財産譲渡の軽減税率と3,000万控除併用可能の問題を解いていたので、その流れでローン控除も可能だろう、と思ったら不可でした。

 後になって、買い換えの譲渡損の損益通算とローン控除は、税理士試験の所得税法のような懐かしい問題だなあと思いつつ、譲渡所得に関する税理士実務では、相談が有る度に、その都度しつこく調べるのですが、試験で突然聞かれると、難しい部分がありますね。

 せっかくなので、国税庁HPで調べてみましたが、宅建の受験生にとっては、あまり興味がないかもしれませんね。


2-5:司法書士試験を勉強していなかった場合の権利関係の想定得点
スタサプのスマート問題・過去問は2~3週で1回転、直前講義6回を週1で回転させた場合に、得点可能か否か、との視点で、検討してみました。

問1:○(意思能力無しの無効として2~4不明でも1選択可?)
問2:○(委任契約の報酬不要として1~3不明でも4選択可?)
問3:○(土地短期賃貸借で4分の3は過半数超として、1・2・4不明でも3選択可?)
問4:○(基本的論点として得点可?)
問5:△?
問6:×?(司法書士試験の受験勉強の知識として得点しました)
問7:×?(時間がかかりそうなので、効率性の観点から飛ばしました)
問8:△?(隔地者間契約と到達主義について、宅建が想定する民法の学習時間では難しいような気がしました)
問9:△?(消去法で得点しましたが、宅建が想定する民法の学習時間では難しいような気がしました)
問10:×?(損害賠償請求と帰責性について、宅建が想定する民法の学習時間では難しいような気がしました)
問11:○(基本的論点として得点可?)
問12:○(基本的論点として得点可?)
問13:○(共有持分の等分について、基本的論点として得点可?)
問14:△?

私見ですが、○7・△4・×3なので、7点という印象を受けました。


2-6:司法書士の試験勉強をしていなかった場合の想定得点
権利関係(7/14)
宅建業法(20/20)
法令上の制限(4/8)
その他(7/8)
合計(38/50)

合格安全圏とは言えない結果だったと思いますが、法令上の制限を正確に読んでいれば2点加算で40点で、これが限界だったと思いました。

次回は、宅建の勉強の振り返りと、科目別の優先順位などについて考えてみたいと思います。

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