税理士コラム(福田税理士事務所)

税金・会計の専門家が、節税・決算・金融機関対策・起業など、税務に関するアドバイスを行います

カテゴリ: 経営

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富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

新型コロナウイルスの影響で多くの方が大変な思いをされているかと思います。

政府の様々な対応が始まっていますが、その中で、資金繰りと納税に関しての情報を整理してみました。続きを読む


富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。 

いよいよ元号が発表されまして、令和となりました。 

平成31年は4月30日まで、その次の日は令和元年5月1日となります。 
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富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

年末調整の時期が近づくにつれて、あちこちでマイナンバーに関する情報を目にする機会も増えているかもしれません。

ところで、原則として、扶養控除等申告書にはマイナンバーを記載する必要がありますが、記載しなくても提出が可能なケースがあります。

国税庁のホームページをみていてわかりづらかったのですが、少し考えてみました。
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フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
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富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

商業登記規則等の改正が予定されていますが、平成28年10月以降に株主総会の決議を要する登記などを申請する場合は、新たに”株主リスト”の添付が義務付けられることになりそうです。

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富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

マイナンバーは、平成27年10月以降、市区町村から住民票の住所に「通知カード」が送付される予定となっています。(前回のリンクを張る)

そして、従業員の方々が通知を受けたマイナンバーについて、年末調整の業務に大きな影響を及ぼすことになりそうです。
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富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)の導入の時期が近付いて来ましたが、”なにそれ?”という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
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富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。



経営者の皆様におかれましては、経営計画の策定という言葉を聞くと、どのようなイメージが浮かぶでしょうか?



"自社の発展のためには不可欠"という方から、"銀行から言われてしぶしぶやっているやつだな~"という方まで、様々かと思います。



また、自社内で作成される場合もあれば、"自社内でするのはちょっと大変なので、身近な税理士さんにとりあえず聞いてみようかな~"というケースもあるかと思います。



弊事務所でも、"銀行からお願いされたのですが、どうすればよいのでしょうか?"という相談を頂くことがあります。



"銀行からお願いされたので、面倒だがとりあえず何とかしないと・・・"というケースの場合は、"自社の発展に生かす"という視点はないかと思います。



ただ、"面倒な事業計画"をどうせ作らないといけないのなら、これを良い機会として"自社の発展に役に立つ事業計画"を作成してみるのはいかがでしょうか?




【自社の発展に役に立つ事業計画とは!?】


事業計画は、作成するのも大変ですが、その後のフォローもなかなか手間がかかります。



事業計画の作成支援をさせて頂いていると、作成した事業計画を、その後の現実と照らし合わせて、良かった部分、悪かった部分などを抽出することにより、自社の発展に真に寄与するのではないのかな~と感じます。




また、良かった部分については、なぜ良かったのかを徹底的に掘り下げて考え、悪かった部分についても、なぜ悪かったのか、改善の余地はあるのか、改善に向かってどのように手を打つのかなどを検討していきます。



これらのことを考える上で、損益状況や財務・資金繰りを加味することは、本当に役に立つ事業計画を策定するためには必要不可欠です。




【税理士事務所こそが事業計画の作成支援をすべき!?】


税理士事務所は、職業上お客様の会計帳簿の内容を全てチェックさせて頂くことになります。



また、顧問の形態はいろいろありますが、1ヵ月に一度訪問させて頂き、帳簿のチェックと損益・財務内容などについて説明させていただく場合などもあります。




自社内の数字を全て理解していて、かつ、月に一度は何らかの打合せを実施するということを考えると、税理士事務所が事業計画の作成支援をするのが望ましいのかな~と感じます。



このときに、議事録を作成することは重要です。




【議事録が重要!?】


事業計画を作成するときは、まず、どのような目標をもつのかを、数字と文章を通して決めます。



次に、設定した目標に対して、成果が出たのか出なかったのか、その原因も含めて検討します。



今度は、検討事項を全て議事録として作成します。



これを、毎月ひたすら繰り返します。




この繰り返しは、かなり効果があるのではないかな~と、最近感じます。



この作業を、顧問税理士を利用しながら実施すると、別の視点からの意見も出たりして、有意義なものになるのではないでしょうか?




経営者の方々の真の経営パートナーとして、このような役割も求められているのかな~とも感じました。




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。



弊事務所は、経営革新等支援機関の認定を昨年に取得しましたが、それを機会に、計画・実行・評価・改善のサイクル、いわゆるPDCAサイクルを強く意識して、お客様と打合せをするようにしています。



といっても、なにか特別なことをしているのではなく、こんな感じで、当たり前のことを鉄板のように当たり前にするということを意識しています~





・試算表を迅速・正確に作成する。


・出来上がった試算表の中身を、税理士事務所だけが分かっている状態ではなく、お客様にもご理解して頂く。


・その打合せの中で感じたことなど、質問を矢のようにする。


・お客様から、質問の回答を矢のように頂く。


・その中で、現状の問題点や今後の課題などを抽出し、その議事録を作成する。





特に、議事録を作成して、打合せの内容を時系列に管理しだすと、いろいろな発見があって、楽しいなあ~と感じたりしています。




先日も、これらの打合せの中で、"今後は、どのような商品を、どのような得意先に対して、どれだけの利益率で販売していくのですか?"とか、"では、毎月の売上高はどんな感じですか?""仕入の決済と、在庫期間、売上代金の回収サイトはどんな感じですか?"などと質問していて、気が付いたら販売計画が出来上がっていました。




"そんなん言われんでもわかっとるわい!"との意見もあるかもしれませし、"一人でするよりも意見がまとまってよかった"という意見もあるかもしれませんので、その当たりはどの程度お客様のお役にたてているのかよく分かりませんが~




ただ、試算表を迅速・正確に作成する習慣がないと、これらのことは難しいので、"全ての基礎は迅速・正確に試算表作成する習慣"なのかな~とも感じたりしました。




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。


税金の申告や金融機関から融資を受けるためにも、事業が儲かっているのかどうかを把握するためにも、帳簿が重要なのは皆様ご存じかと思いますが~


大事なのはわかっているけど、面倒だな~と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?




先日も、帳簿の作成のことが全くわからず、とにかく全てお願いしたいというお客様がいらっしゃいました。



資料を預かって、帳簿を作成して、業績を説明するためにお客様と打合せをしていたのですが~


なかなか私の説明を理解して頂けていないようでした。


私の説明が下手なのは棚上げしまして~


おそらく、帳簿の作成をご自身で全くしていないからだと思い、基本的な帳簿の作成をして頂くことにしました。



具体的には、次のような感じです。


・現金出納帳をしっかりと作成する。


・在庫表は毎月作成する等




そしたら、"お金の流れがようやくわかってきた"という回答を頂きました。



損益計算書から利益の状況を把握して頂くとともに、貸借対照表から利益とキャッシュの流れを把握して頂き、すっきりされたようです。



"税理士事務所に帳簿の作成を依頼すべき"か、"ご自身で帳簿を作成すべき"かについては、様々なご意見がありますが、事業の特性や、会社の規模によって、変わるのではないのかな~と感じました。



ただ、税理士事務所側としては、帳簿の作成をしながら、"このままではお金の流れがわかりづらくなるな~"とか、"経営者の方が試算表の説明に納得されていないな~"と感じたら、少しづつ手を打って、経営者自身にとって経営に本当に役に立つ会計帳簿にするために、様々な助言をすることが重要なのかな~と感じました。




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。


経営革新等支援機関の認定を平成24年11月に取得して、約5カ月経過しました。


当時は、"中小企業を支援するという目的ははっきりしているが、どのような制度になるかはわからないな~"と感じていました。


まだよくわからない部分もあるのですが、最近、次のようなことを感じます。


・経済産業省もよくわかっていないのでは?


・補助金の情報をとにかく拡散してほしいのでは?



経済産業省からは、"何とかしたいが、どうすればいいんだろう~"と、模索している感じが伝わってきます。


ところで、先日、経済産業省から補助金の情報に関するメールが流れて来ました。



補助金の情報拡散をして欲しいというのは、以前から聞いていましたが、どのようにすれば良いのかな~と考えていたのですが~



もしかして、SNSが最適なのかな~と感じました。


そこで、これから、補助金に関する情報を福田税理士事務所のFacebookページで発信していきたいと思います。


すでに、いくつか発信してみましたので、よろしければご覧ください。


でも、よくよく考えると、経済産業省が補助金に関するFacebookページを発信するのが一番良いのでは?と思ったのですが・・・




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。



中小企業の経営者の皆様におかれましては、金融円滑化法終了後に金融機関の対応がどうなるのかについて気になさっている方も多いかと思います。



ところで、平成25年3月6日に、経済産業大臣を本部長とする「中小企業・小規模事業者経営改善支援対策本部」が新たに設置されました。


また、この設置にあわせて決定された「経営改善支援対策」というものがありますが、これについて考えていきたいと思います。




【目的その1・補助金を有効活用せよ!】


「経営改善支援対策」には、大きく分けて、2つの目的があるようです。


そのうちの一つとして、中小企業・小規模事業者の経営改善に関する支援体制の強化があります。


具体的には、補助金を有効活用して欲しいようです。


具体的な補助金の内容については、こちらをご覧ください。⇒平成24年度補正予算に関する補助金の募集はこちら




【目的その2・金融機関の対応が冷たくなったときの対応策はあるのか!?】


もう一つの目的は、年度末及び年度明け以降の資金繰り支援を万全なものとすることです。



そこで、対策本部としては、金融機関が、中小企業金融円滑化法の期限到来後(平成25年3月末)も、同法の期限到来前と変わらずに、中小企業・小規模事業者に対する条件変更や資金供給を行っているかについて、情報の収集をして行く予定のようです。




【対策本部はどのようにして金融機関の情報を収集するのか?】


この情報収集を、税理士事務所などの認定支援機関にもお願いするようです。



金融機関の方々は、中小企業の繫栄を強く願っていると思いますが、例えば、そうではないごく一部の方がいらっしゃったとして、あまりにも厳しい対応をしたと仮定します。


厳しい対応をされた方は、認定支援機関に相談されたと仮定します。


この対策本部は、このような情報を収集したいと考えているようです。




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。


本日は、経営革新等支援機関の認定支援機関向け施策説明会にいってきました。


中部経済産業局の方から、"認定支援機関の役割と今後の施策展開"というテーマで、説明を受けました。




【認定支援機関が果たすべき今後の役割】


まず、認定支援機関が果たすべき今後の役割についてのお話がありました。


内容を簡略に説明してみますと、"信頼できる決算書を作成し、数字や、それ以外の側面からの経営状況を把握し、経営改善計画を策定するとともに、作りっぱなしでなくフォローもして、他の専門家と力を合わせて中小企業を支援しましょう"というものです。



ただ、外部の関係者が出来ることには限界があるかな~と感じたりもしています。



かといって、何もしないのも良くないのですが、神経をすり減らしながら頑張ってみても、全く手応えが無いと、がっくりしたりもするのですが、それでもがんばらないといけいないな~と思いながら、最近はPDCAサイクルを中心とした経営支援に力を入れています。



もちろん、効果を感じることが出来たときは、たいへん嬉しいので、"嬉しさも悔しさも2倍"という事なのかもしれません。



ところで、本日のもう一つのテーマである、"今後の施策展開"についても説明を受けました。




【補助金の有効活用】


"今後の施策展開"とありますが、要約すると、"補助金制度についての説明"です。


中部経済産業局の方からは、"認定支援機関には補助金制度を広報して欲しい"と言われました。


補助金制度については、賛否両論の意見を聞くことも多いですし、私自身も、今日の研修では、"???"という部分もありました。



ところで、私の友人に、富山市内で、農業で起業された方がいます。


その友人は、設備に関しての初期投資のハードルを、補助金を利用して超えたようで、補助金が活かされているな~と感じました。


手続に煩雑さはありますが、せっかくある補助金制度ですので、要件に該当する方はご活用頂ければと思いました。




参考までに、「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」の制度について、ご案内させて頂きます。



http://www.chuokai-toyama.or.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=ba075c2f9bcf79dabb3b16a1c21d2690&TGenre_ID=001



詳細については、富山県中小企業団体中央会をご覧ください。


http://www.chuokai-toyama.or.jp/chuokai-1.html




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。


平成25年3月をもって、金融円滑化法の最終延長が終了することになります。


これまでは、"借入金の元金返済をストップして欲しい"と言えば、受け入れられてきましたが、平成25年4月以降については、状況に変化が生じることが考えられます。




【制度の主旨から対策を考える】


この制度は、"一時的に資金繰りを改善させて、その間に抜本的な経営改善を達成する"ことが、本来の目的でした。


しかし、"一時的な資金繰りの改善"は出来たものの、"抜本的な経営改善の達成"は出来ていないという状況が続いている"と言われています。


今までは、"抜本的な経営改善の達成への強い意気込み"が見られなくても、"借入金の元金返済のストップ"は容易に受け入れられました。


しかし、今後は"抜本的な経営改善の達成への強い意気込み"がなければ、"借入金の元金返済ストップ"は難しくなることが考えられます。




【経営計画を実現可能にするためには!?】


計画を絵に描いた餅にしないためには、次の検証が重要です。



・計画が本当に実現できそうなものであるのか


・その計画の実行に対して、達成状況を確認しながら、改善案を進めているのか



大変そうにみえますが、これらの業務を日常の流れにしてしまえば、そんなに大変ではないかと思います。


先日も、あるお客様と経営改善についてお話をしていくなかで、"定例会"を開催することを提案させて頂きました。




【定例会の開催を顧問税理士がサポート】


お客様とお話をさせて頂く中で、弊事務所からの強い要望で、"例えば毎月の第一月曜日に定例会を開催されてはどうですか"と助言させて頂きました。


あと、定例会の開催時には、議事録を作成することもあわせて助言させていただきました。


具体的には、次のような流れで、弊事務所がお客様を支援するという流れです。



・毎月の定例会の議事録を、メールかFAXで送信してもらう


・弊事務所がその議事録をチェックして、質問などを実施する


・毎月又は2、3カ月に一度に訪問する際に、経営改善の進捗状況についてお客様に質問をする


・これらの改善案を、次回以降の定例会で議題に取り込んでもらうとともに、さらに改善を進める



経営の改善をしようとして、たくさんの案が出てくるのですが、それらの進捗管理がきっちり出来ていない中小企業も多いのではないでしょうか?


そのような会社にとってみれば、このような定例会の導入により、経営改善に連続性が出てきて、本当の経営改善に繋がっていくと感じました。


まずは数字の計画を策定し、その数字を達成するための仕組みを構築することにより、金融円滑化法の最終延長後も強い会社として歩んでいただきたいと思いました。




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富山県富山市の福田税理士事務所の税理士の福田です。


本日、弊事務所の最後の確定申告書の提出のために、富山税務署に行ってきました。



個人事業者の方におかれましては、"まだ確定申告していないんだよね~"という方も多いかと思いますが、3月15日までの期限内申告及び納付は、納税や融資などの側面からも重要ですので、大変でしょうが頑張ってください。



ところで、確定申告書の作成にあたっては、まず決算書を作成することになりますが~


この決算書は、儲けの現状が記載されている損益計算書と、事業開始以来どれだけの財産の蓄積があるかなどが記載されている貸借対照表から構成されています。


この決算書を、じっくりとご覧いただいたことはあるでしょうか?




【確定申告書を作成するだけで大変かもしれませんが】


"作成するだけで大変で、そんなの見たことないわ~"との声も聞こえてきそうですが~



貸借対照表を見てみますと、あまり見慣れない言葉で、左側には"資産"というものが並んでいまして、右側には"負債・資本"というものがあるかと思います。



この貸借対照表には、"どれくらい儲けて、どのような生活をしているのか"とか、"今までの儲けがどの程度内部留保として蓄積されているのか"などがはっきりと記載されています。



なので、税務署の立場からは、"毎年どの程度生活費に流れているのか"とか、"相続財産がどの程度あるのか"なども推測できることになります。



ところで、右側の一番の合計欄の上の上に、元入金という科目があるのをご存じでしょうか?




【貸借対照表の元入金の意味とは!?】


この元入金について説明させて頂きますと、"昨年までの儲けのうち、事業に関する財産として内部留保されている金額"と言えます。



このお話をさせて頂きますと、"こんなにたくさんのお金を見たことがないんだけど~"と言われたりします。



残念ながら、元入金と同額のお金があるとは限りませんでして~



事業をするということは、儲けとその再投資という循環を繰り返すことになります。



例えば、商品販売業の場合には、仕入代金や人件費等の固定費の支払いから始まり、売上代金の回収という一連の流れを経て、儲けがある場合に限り、お金が増加していきます。



で、事業が拡大していくと、車両を増加させたり、在庫を増やしたり、売掛金が増加したりなどで、儲けたお金が、お金以外の"モノ"に変化していくこととなります。



また、固定資産の中でも減価償却ができない"土地"の金額が大きい場合には、"元入金"の金額ほど資金繰りは良くなりません。




【金融円滑化法の最終延長終了と決算書】


平成25年3月をもって、金融円滑化法の最終延長が終了することとなります。



その後においては、達成できる見込みが高い経営計画、すなわち"実抜計画(実現可能性の高い抜本的な経営改善計画)"を作成できるかどうかが、今まで以上に重要になってきます。



数字のお遊びだけでは、経営に役に立つ経営計画は作成できませんが、迅速で正確な損益計算書や貸借対照表を作成する体制を構築して頂き、現状を把握するとともに、損益計画や資金繰り計画など、事業の発展にお役にたてて頂きたいな~と思いました。


 




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富山県富山市の税理士の福田です。



今年は、お客様の協力のお蔭で、確定申告業務も大変順調に進んでおり、数字の報告も早めに報告が出来ていて、流れが良いなあと感じていたところ・・・



通常業務以外の仕事が急に増加して、あたふたしております~



内容がやや複雑なものが集中しておりますが、じっくりと取り組んで良い結果を出せればなあ~と思う日々です。



複雑な仕事をこなすと、税法などの理解も深まるので、一石二鳥で頑張っていきたいと思います。



ところで、個人事業の皆様、"事業主貸"という勘定科目をご存じでしょうか?




【個人事業ならではの勘定科目】



"事業主貸って、なんかわかりづらい名前だね~"とか、"事業主貸とか借とか、借方貸方とか、わけ分からんわ~"と言われることも多いですが、その時は"そうですね~、なんかわかりづらいですね~、でも結構大事なんですよ~"とお答えさせて頂いております。




【事業主貸とは!?】



個人事業の場合には、事業と家計のお財布がはっきり分かれていないことも多いのではないでしょうか?



資産負債などの細かい部分を無視すると、個人事業の帳簿は、次の2つの観点から分析することが出来るかと思います。



・お金が増加する部分・・・事業での儲け
・お金が減少する部分・・・家計費の支払(家計費の定義については様々かと思いますが、この定義をきっちりすることも重要かと思います。)



上記のうち、お金が減少する部分、すなわち家計費の支払に相当する部分が、事業主貸になります。



この、事業主貸、すなわちお金が減少する部分である家計費の支払をきっちり分析すると、いろいろな発見があるのではないでしょうか?



家計費関連をどこまで簿外にするかによりますが、確定申告をきっちり行うと、結構いい感じで事業・家計全体を俯瞰した眺めができるのではないでしょうか?




【お金を残すためには!?】



経営で一番重要なのは、お金を残すことかと思います。



この、お金を残すという課題に取り組むためには、帳簿という道具を使うことはとても価値があると思います。



その中の一環として、"事業主貸のコントロール"も重要となります。



【事業での儲けと家計費のバランス】



個人事業のお客様と打合せをするときは、事業での儲けと家計費のバランスについてもお話させて頂くことが多いです。



このお話をすると、経営者の方々の個性が出て、いつも興味深くお客様とお話をさせて頂いております。



"予想通りの自転車操業だね~"と言われたこともありまして~



せっかく確定申告のために大事な時間とお金をかけて帳簿を作成するのですから、一粒で二度美味しいではありませんが、経営に活かす方がお得感があるのではないでしょうか?




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富山県富山市の税理士の福田です。


平成25年2月に入り、もう中旬に突入しようとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか?


12月決算の法人や個人事業の方におかれましては、1年間の数字を取りまとめるための決算の日々をお過ごしかと思います。


ところで、決算打合せをしていると、お客様がご自身で気が付いていないような新しい発見があったりして、とても興味深く事業について聞かせて頂くことも多いです。




【まずは儲けの現状や財産債務の状況を正確に抑える】


複式簿記を行えば、正しい状況が把握できます。


まずはここから始めましょう。




【次は正確な情報を基に数字と向き合う】


正確な情報が把握できたら、次は、じっくりとその情報と向き合いましょう。


損益計算書からは、前年以前と比較して、売上高・利益額・利益率・経費の動きなどの情報が得られます。


貸借対照表からは、損益計算書の利益に対して、お金がどのように動いたかがが全て明らかとなります。




【最後にひたすら"なぜ"・"どうして"を繰り返してみる】


上記までの作業により、考える下準備が出来ました。



次は、"なぜ"・"どうして"を繰り返してみると、自社の強み・弱みや、現在取り組んでいることなどと、数字の動きに関連性が出てくることがあると思います。




この作業をするときは、一人でするより、誰かと対話する流れのほうが良いような気がします。


経営者の方々にとっては、"近すぎず・遠すぎない距離感"ということで考えると、顧問税理士はなかなか良い位置にいるのではないでしょうか?



"顧問税理士に相談する"かどうかは別にして、一石二鳥となるように、自社の帳簿を有効活用して頂いてはいかがでしょうか?




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富山県富山市の税理士の福田です。



"独立開業し、事業をなんとか軌道にのせ、ホッと一息していたら、税金のことを突然聞いてビックリ!"という方もいるのではないでしょうか?


また、"税金や税務署には注意しないといけないよ!"と、周りの方々から聞かされている方もいるのではないでしょうか?




【納税は遅れてやってくる!?】


平成24年度の確定申告と所得税の納付は、平成25年3月に行うことになります。


平成25年3月に確定申告を行うと、その申告した金額を基準として、平成25年6月からは住民税が、平成25年8月からは事業税の納付が始まります。


また、確定申告による金額を基準として、国民健康保険料保育料の金額が決定されます。





【最悪のケースを想定してみると!?】


例えば、平成24年2月頃から11月頃まで事業が安定したとします。


平成24年12月頃に、キャッシュがピークになり、思わず気を緩めてお金をたくさん使ったとします。


そして、平成25年2月頃から事業が不安定になったとします。


この場合には、一番苦しいときに、一番良かった時の数字により税金などが算出されます。



そうすると、"なんでこんなに大変なのに、追い打ちをかけるように・・・・"と思わず感じてしまいます。




【では、どうするのか!?】


例えば、平成24年11月頃に、キャッシュがピークになったときに、"このお金の半分は国のものなので使えないぞ!"と考えることにより、気が引き締まるのではないでしょうか?


この、気持ちを引き締めるにあたっては、正確・迅速な月次決算がとても重要です。


経営が良い時も、悪い時も、数字とのバランスを取りながら舵取りをすることにより、安定な経営基盤を確保できると思います。



"独立して、仕事を軌道に乗せるのに手一杯で、そんなことまで・・・"とのお気持ちもお察ししますが、もう一歩踏み込んで、より一層の事業の発展のため、正確・迅速な月次決算の体制を確立されてはいかがでしょうか?




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こんにちは、富山県富山市の税理士の福田です。

今年も、ブログなどでの情報発信により、皆様のお役に立てるよう頑張っていきたいと思います。


ところで、中小企業の経営者の皆様、当月分の業績を把握されるのはいつごろでしょうか?



【なるべく早めに前月の業績をチェック】

標題にもありますが、当月分の業績は、翌月10日までには確認して頂き、経営に役立て頂きたいと思います。

ところで、このタイトルを読んで頂いた方は、次のような反応をされるのではないでしょうか?


・自社内で経理をしているので、10日もかからないし、また、10日も待っていたら遅すぎる。

・翌月の10日ってかなり慌てて経理業務をしないといけないので、大変だな~



前者の経営者の方々、とても素晴らしいです。

ただ、様々な事情があって、後者の方もいらっしゃるかと思います。



【精度を磨く】

中小企業の経営者の皆様におかれましては、おおよその業績は分かっていらっしゃるかと思います。

ただ、正確な財産債務の状態や儲けの現状などを抑えるこにより、その感覚の精度が上がるとともに、資金繰りや節税、納税予測も可能となりますので、迅速な月次決算はとても重要です。

"とても重要です"と言い切ってみましたが、これは、私自身の事務所の経理や、お客様からのご意見、そしてたくさんの経営者の方々のご意見を集約したものです。



【ちなみに弊事務所は】

弊事務所は、毎月月末の15時に、通帳の記帳にいきます。

そして、事務所に帰ったあと、その日のうちに月次決算をしてしまいます。

つまり、当月分の業績は当月末に見ているというスタイルです。

弊事務所の規模は小さくあまり複雑な取引がないという事情はありますが、なるべく早めに数字を見るようにしています。

そのたびに、貧乏事務所であることを実感し、身が引き締まる思いですあせる





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こんにちは、福田税理士事務所の福田です馬

私の住む富山市は、12月上旬にしてはめずらしく雪が降りました雪

立山連邦の写真

ところで、先日、中部経済産業局の方が富山に来られて、経営革新等支援機関の認定制度や、金融円滑化法の最終延長が終了する、平成25年4月以降のことなどについてお話されました。





【金融円滑化法の最終延長以後における経済産業省と金融機関の方針とは!?】

経済産業省の枝野大臣からは、円滑化法終了後も、従前と同様の対応をする方針でいきたいとの表明があったようです。

しかしながら、選挙が控えていることや、金融機関側での対応の問題などもあることから、ある程度の変化も予想されるような印象も受けました。





【会社の足元を固めるための経営計画】

金融円滑化法の最終延長後における、金融機関の中小企業への対応については、様々な情報が入ってきておりますが、例えば、次のようなことが出来ているかどうかが、企業存続に当たっての重要な分かれ道となるのではないでしょうか?


・自社の状況を数字を通して認識している

・自社の課題の抽出を行っている

・その課題に対して改善計画を策定している

・改善計画の達成に関する反省を行い、次の課題を抽出している

・これら一連の流れが分かるような書類を作成し、金融機関へ報告している




【目先の利益と長期的な利益】

経営計画の策定実行というのは、長期的に考えて、会社をより強くするという利益があるかと思います。

また、金融機関対策として考えるならば、金融機関との円滑な関係を築くための短期的な利益もあるものと思います。



中小企業の経営者の皆様におかれましては、的確で迅速な月次決算や経営計画の策定などを通して、強い会社になって頂ければ幸いです。





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こんにちは、福田税理士事務所の福田です馬

夕方5時には、日が暮れて、秋の深まりを感じる今日この頃です星空

ところで、本日はお客様の経理の仕組みの構築と、経営計画策定支援にいってきましたメモ





【経営者側で経営改善計画の策定が進まない理由】

数週間前から、PDCAサイクルのP、つまり"計画の策定"のお願いをしていたのですが、なかなか進まないようでして、その打合せをしてきました。

経営者の皆様にとっては、このような取り組みをこれまでしてこなかった方も多いかと思います。



今までしてしなかったことなので、"なんか難しそうだな"とか、"完璧にしないと"という思いの方も多いかと思います。

また、"わかっているんだけど、面倒だな~"という方も多いかと思います。





【絵に描いた餅にしないために】

金融機関から提出を求められて、やむを得ず作成したものの、"実行⇒評価⇒改善"に全く生かされていないケースも多いかと思います。

そのような場合には、自社の取り組むべき課題をとりあえず策定して、"実行⇒評価⇒改善"に力を入れてみるという発想をもたれるのも良いのではないでしょうか。





【会社経営者主導で税理士事務所が支援】

事業の発展に役に立つための経営改善計画の策定は、あくまでも会社経営者主導でなければいけません。

本日も、"期日を決めて、連絡くださいね"とか、"この案については、もっと掘り下げて、具体的に考えてみましょう"という話をしてきましたが、私のできることとすれば、この程度です。



でも、"税理士さんが今度来るから、しっかりやっとかないと、うるさいからな~"と思って頂ければ、それで顧問税理士としての価値があるのかな~と思ったりしました。

きっかけは"税理士さんがうるさいからな~"ではじまり、"やってみたらこんなに変わるとは思わなかったなあ~"と思って頂けるように、経営革新等支援機関の税理士として、これからもしぶとく支援していきたいと思います。





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