富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

”何事も基礎に忠実が良い”などと言われております。

私事ですが、サッカーの指導者をはじめて約5年が立ちますが、”基礎を磨けば子どもたちは伸びる!”と感じる日々です。

スポーツも楽器も基礎が重要かと思いますが、今回は”個人事業者にとっての基礎とは何か?”について、考えてみたいと思います。


【事業の基礎固めに必須な会計帳簿!?】

事業を営む上で最も重要なのは”資金繰り”と言われます。

”お金の動き”は、”事業の儲け”に連動することもありますが・・・。

”事業の儲けがない”のに”お金が出ていく”こともあります。

”事業の儲け”と”お金の動き”を把握するには会計帳簿が不可欠です。


そして、正確な会計帳簿を作成していると認められれば、青色申告制度として様々な恩恵を受けることができます。



【家族で助け合いでの節税!?】

最近は”親の仕事を必ず子供が継ぐ”という時代でなくなっているようです。

それでも、ご家族で事業を営んでいる方もまだまだ多いかと思います。

こちらも、一定の手続きを経れば青色専従者給与として様々な恩恵が受けられます。



【青色専従者給与の恩恵】

給与所得控除
の適用が認められます。


給与所得控除の適用により、国保・所得割の金額が結果的に減少します。

また、個人事業税の課税対象となる金額が結果的に減少します。

このように、”基礎を忠実に守れば結果的に税金が減少する”ことになります。



【落とし穴に注意!?】

一方、これらの手続きには細かい部分に注意が必要です。

提出期限に気が付かなかったり、会計帳簿に不備があったりすると上手くいきません。

税理士業務を進める上で、そのお客様に合わせた税務対策を設計することもあります。

その一方で、”基礎に忠実にするだけで大きな効果”が期待できるケースも多いですね。

基礎に忠実に、時にはお客様に合わせた税務対策を、これからもコツコツ頑張りたいと思いました。





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