【指定第2類医薬品】パブロンSα錠 130錠
大正製薬 (2015-07-01)
売り上げランキング: 685


富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。

医療費控除になるかどうかの判定は難しいケースもありますが、その中でも、一つの目安として

我が家ではパブロンSαを愛用していて、”体調が少しすぐれない感じがするから、飲んでおこう”というときもありますが、予防なのか、治療なのかの判定は難しいです。

ということで、”予防や健康増進はダメ”との強い固定観念をもってきましたが、平成28年度税制改正大綱を見ていると、”予防や健康増進の場合は医療費控除を認める”ということが記載されていました。





【スイッチOTC薬控除!?】

”予防や健康増進の場合は医療費控除を認める”という規定のことを、”スイッチOTC薬控除”というそうです。

聞きなれない名前ですが、スイッチは、”処方性が必要だったものが、副作用の心配が比較的少ないなどの理由で処方箋がなくても買える(医薬用医薬品から一般用医薬品へスイッチする)”ということだそうです。

そして、OTCは、”薬局のカウンター越しに売られる(over the counter(drug))”ということから言われているようです。





【いろいろ要件があるようで】
この規定、”適切な健康管理の下で医療用医薬品からの代替を進める観点から、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として一定の取組を行う個人”というのが趣旨なようです。

そして、”一定の取組”については、”次の検診等又は予防接種(医師の関与があるものに限る。)”とされています。

1:特定健康診査
2:予防接種
3:定期健康診断
4:健康診査
5:がん検診

このような要件が規定された趣旨が気になるところではあります。





【医療費控除との関係にも注意!?】

この規定の適用を受ける場合には医療費控除の適用を受けることができず、医療費控除の適用を受ける場合には、この規定の適用を受けることができないようです。

つまり、
”どちらか片方だけよ”
ということになるようです。



”普段は病院にはあんまり行かなくて、健康診断などはしっかり受けていて、スイッチOTC薬をたくさん買っている人(年間1.2万円以上、上限10万円)”という方を税の恩恵の対象としているかと思います。

今後は、ドラッグストアなどでは
”税にやさしいスイッチOTC薬コーナー”
というものが出来てくるのかもしれません。


 
【指定第2類医薬品】パブロンSα錠 130錠
大正製薬 (2015-07-01)
売り上げランキング: 685