税理士コラム(福田税理士事務所)

税金・会計の専門家が、節税・決算・金融機関対策・起業など、税務に関するアドバイスを行います

2012年10月

こんにちは、福田税理士事務所の福田ですぶーぶー

本日は、決算打合せに行ってきましたメモ



【中小企業支援の研修で学んだことを生かすためには!?】

今日の決算打合せでは、決算に関する数字の報告と、翌期に向けての方向性について、様々な議論をすることができました。



今後は、この活性化した議論をまとめて、"計画⇒実行⇒評価⇒改善"の一連の流れに落とし込んでいくことを考える必要があります。

今後の金融機関においては、これら一連の流れが重要であることや、もちろん、金融機関対策だけだはなく、自社の経営強化にも重要な旨についてお話させて頂きました。



お客様からも様々なご質問を頂き、建設的なお話が出来て、とても嬉しかったです。



今後は、"うるさい監査役"のような位置づけで、お客様の支援ができればと思いました。





【翌期に向けての行動計画で注意すべきこととは!?】

本日の打合せでは、翌期に向けてすべき課題がたくさんでました。

その中で感じたことは、"行動計画と損益計算の関連性"を強く考えることです。



必要な利益を算出し、そこからすべき行動計画を検討するケースや、翌期に行うべき行動計画をピックアップして、その計画に付随して生ずる損益計算を行うケースなどがあるかとは思いますが、活性化した議論の中で、数字と離れた流れになってはいけないと感じました。





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こんにちは、福田税理士事務所の福田です馬

過密スケジュールを何とかこなして、ホッとした途端に喉が痛くなってきましたあせるが、皆様も体調管理にはお気を付けくださいませ病院

ところで、本日はお客様の所へ訪問して、中期経営計画の骨格について策定して来ました。



【社長の想いを聞き取る】

社長の想いを教えて頂くことに、注力しました。

まずは、以前策定した経営計画を見ながら、出来たこと・出来なかったことの確認です。

次に、今後の予定について、取引先や製品などからの、売上の流れについて確認してきました。





【実績のデータ取りの検証】

経営計画は、策定後のPDCAサイクルによる検証がとても重要です。

この、予算と実績との対比で重要な、実績のデータ取りについては、会計データのみでは限界があると思います。

今回のケースでも、より細かいデータ取りを行うために、データベースの作成からの支援も含めて、提案させて頂こうかと思っています。





【あとは数字に落とし込む】

今日は、骨格だけの作成でした。

あとは、次回訪問して、具体的な数字の策定作業の予定です。

上手く行くことも、行かないこともあるでしょうが、精一杯支援出来ればと思いました。





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こんにちは、福田税理士事務所の福田です馬

前回は、平成25年3月に最終延長が到来する金融円滑化法と実抜計画について、考えてみました。

今回は、この実抜計画について掘り下げて考えて行きたいと思います。





【実抜計画作成のポイント】

"金融機関に実抜計画を作成して提出する"と聞いても、"なんか良くわからないなあ~"と感じる方も多いかと思います。

そこで、金融機関が求める、実抜計画の策定に当たっての主なポイントについて、いくつか考えてみます。



①売上の大まかな見通しを立てる

②経費削減をしっかりと考える(経営努力のアピール)

③利益は、8割程度は達成可能なものにする。

④改善するポイントについて、文章で詳しく作成する。

⑤貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書に矛盾が無い

⑥社長自身の考えが反映されていて、社長自身で説明できる。




全てを正確に仕上げようとすると、なかなか大変です。

でも、個別事例を聞いていると、この全てではなくても、出来る範囲内ですることにより評価があるようです。

まずは、できることから少しづつ始められてはいかがでしょうか?





【実抜計画の作成よりも大事な事】

実抜計画は、作成して提出すること以上に、"どれだけ出来ているのか"や、"改善の手立てを打っているのか"が重要です。

中小企業にとって、これらの計画の作成には負荷が重い部分もあるかと思いますが、金融機関との円滑な関係を築いて頂き、皆様の事業が発展されることをお祈り申し上げます。



金融検査マニュアル〔中小企業融資編〕はこちら

中小企業金融円滑化法はこちら



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こんにちは、福田税理士事務所の福田です馬

気が付くと秋が深まり、夕方の18時頃にもなると、すっかり暗くなるようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?星空



ところで、平成25年3月をもって、金融円滑化法の最終延長が終了することとなりますが、本日は、その終了後の対応について検討していきたいと思いますメモ





【金融円滑化法施行とこれまでの概況】

金融円滑化法が施行されてからは、借入金の毎月の元金返済額を減少させることが容易になりました。

もちろん、私が述べるまでもありませんが、いくら元金返済額を減少したところで、損益計算書の数字が黒字にならないと、効果はありません。



ところで、この法律の最終延長の終了後においては、"じつばつ計画"というものがカギになるものと考えられます。





【じつばつ計画!?】

じつばつ計画は、漢字で書くと、実抜計画となります。

これだと何のことかさっぱりわかりませんので、もう少し詳しく説明してみますと、"実現可能性の高い抜本的な経営改善計画"となります。

これでも分かりづらいので、簡単に解釈してみますと、社長、えんぴつ舐め舐めではなくて、ちゃんと考えて、実行できそうな経営改善計画を作成してくださいね!と言えるのではないでしょうか?



で、この実抜計画について、金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕においては、以下のように規定されています。



"貸出条件変更を行った日から最長1年以内に実抜計画を作成する見込みがある場合は、最長1年間は貸出条件緩和債権には該当しない"



"1年以内に実抜計画を作成する見込み"という、違和感を感じる言い回しとなっていますが、金融機関の方によると、条件変更の申込みはあったものの、経営改善計画書の提出が無いものもあるようです。



 従って、今後においては、この実抜計画を作成して、金融機関へ提出しているかどうかが、一つの分かれ道になるものと考えられます。



金融検査マニュアル〔中小企業融資編〕はこちら

中小企業金融円滑化法はこちら



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こんにちは、福田税理士事務所の福田ですキラキラ

いよいよ10月に入り、気が付くと朝晩の冷え込みを感じる季節となってきましたDASH!

皆様も健康にはご注意くださいませ。



ところで、前回は、月次決算の仕組みの重要性などについて書かせて頂きました。

今回は、"運転資金の借入をしたいなあ~"という事例があると仮定した場合について、考えて見たいと思います。



【金融機関に相談に行ったら!?】

新製品の販売の話が具体的に進み、仕入先も販売先もほぼ決まり、あとは運転資金なんだけどなあ~ということで、金融機関に相談に行きました。

そうすると、"社長、資金繰り表を作ってきて下さい。あと、新製品の販売に関する詳しい状況も聞かせてください。"と言われました。

ここから作戦開始です。



【顧問税理士をご活用ください!】

事業に関する詳しいことを、コンパクトに書面にまとめて、持参して(もちろん、社長自信が説明出来ないとダメですよ~)行くと、様々な側面から、メリットが多いかと思います。

ただ、"あれもこれもそれも・・・忙しい・・・"という方も多いと思いますが、その時は是非、顧問税理士をご活用下さいませ。



私としても、打合せを重ねて行くうちに、お客様がこれから行おうとしている事業の様子などが理解できるようになり、とても有り難いです。





【全体像をコンパクトにまとめましょう!】

ここで、顧問税理士と社長との共同作業で、新製品の販売に関する事業計画の作成がスタートです。

まず、事業の全体像を社長におっしゃって頂き、それを文章などにまとめます。

例えば、こんな感じです。

・新製品に関する詳しい情報

・仕入先や代金の支払い条件

・販売先や代金の回収条件

・原価計算に関する詳細

・その他、金融機関の方に知って頂きたい情報




これらに関して打合せをしていく中で、社長自身もいろんな発見があるようです。

私自身もそうなんですが、自分の中で考えているよりも、他の誰かと話をした方が、考えがまとまって良いのかなあとも感じます。



【あとは数字に落とし込むだけ】

ここまで来たら、あとは数字に落とし込むだけです。

まず、損益計画を作成します。

この時点で、再度全体の損益に問題がないか確認します。



あとは、必要に応じて資産負債の動きを抑えつつ、資金繰り計画を作成します。



【いざ金融機関へ!】

社長と顧問税理士が力を合わせて積み上げた書類ですから、ここまでくれば、社長自身がしっかりと説明することができます。

細かい部分については、顧問税理士が影武者のように立ち振る舞いますので、金融機関・社長・顧問税理士とバランスの取れた良い関係を築くことができます。



経営者の皆様、是非顧問税理士をご活用くださいませ~






【編集後記】

先日、税理士試験の受験生時代からの友人と、おいしいお酒を飲んで来ましたビール

最近の税務調査の動向や、国税通則法の改正、金融機関の動向などから、プライベートなことまでお話してきました。



ところで、金融機関対策の話になった時のことですが、その友人が、大変な思いをしながら、お客様と金融機関との間を取り持ち、事業再生について何とか軌道に乗せつつある事について、お話してもらいました。

その友人の話ぶりの様子から、友人がお客様にとても信頼されている様子がビンビン伝わってきました。



素晴らしい友人に巡り合えたこと、そして、税理士という職業に感謝して、また頑張って行きたいと強く感じました。





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